秋の庭を飾るワイルドフラワープランツ

庭物語の役者たち
(5) 9~10月号
秋を感じるワイルドフラワープランツ
山上億良が万葉集に残した歌
秋の野に咲きたる花をおよびおりかきかぞうれば七草の花
その七草とは、はぎ(萩)、おばな(ススキ)、くず(葛)、なでしこ(撫子)、おみなえし(女郎花)、ふじばかま(藤袴)、ききょう(桔梗)、である。万葉の時代以降も長く、この程度にしか花が見られなかった日本の秋。ところが今は違う、初夏から咲き続けてきた四季咲き性の強い多年草が尚も元気に咲き、季節が分からなくなってしまった。そんな中、暑い夏を越し秋になって咲く花は花期は短く地味でも目を奪われる。秋明菊やリンドウ、ワレモコウ、ホトトギス、ミゾハギ等など。
その他、日本原産種で山野草と言われるものは今なお、珍品扱いされ小さな鉢に植えて楽しまれ、ガーデニングの流れからはずれた存在になっている。これらの中に庭で楽しみたい植物がイッパイある。「山野草」と言う概念を捨て「ワイルドガーデンプランツ」として庭で地植えにしたい。
また外来種であっても野草的な雰囲気の花も多い。よそ者扱いするのではなく季節感のある「ワイルドフラワープランツ」として日本の山野草と一緒に庭で楽しんで欲しい。
<日本原産種>
ジャコウソウ、カリガネソウ、タヌキマメ、サワギキョウ、ツリフネソウ、シュウカイドウ、イソギク、シラヤマギク、ミズヒキ、キンミズヒキ、トリカブト、サワギキョウ、マツムシソウ、ホトトギス、アイ、ダンギク、センニンソウ、ゲンノショウコ 、岩シャジン、ベンケイソウ、ミカエリソウ、アキチョウジ、シモバシラ、メハジキ、アキギリ、タムラソウ、アシタカジャコウソウ、シオン、アキノキリンソウ、ヒヨドリバナ、ヤブラン、
キクイモ、ヤブミョウガ
<外来種>
オオケタデ、アメリカヤマゴボウ、ソリダゴ、ネリネ、ヒューケラ、ホウキグサ、パニカム、ペニセタム、ペルシカリア、
Posted by nagara at nagara : 07:13